勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

サラリーマン戯画

真の「有言実行」

多くの会社で導入されている目標管理制度。期初に自分の「目標」を宣言して、それができたかどうかを期の終了後に評価する。「有言実行」に一見近い制度だけど、大抵は(長い間の制度疲労で)「できることだけ書く」部下と「自動的で定量的な評価で済まそう…

不満が世界を揺るがす

今週のビッッグトピックスはなんと言ってもトランプの大統領選勝利だろう。 不満が結実して大きな不安を作りだしている。 一方、イギリスのEU離脱もそうだが、「民が国を動かせる」ということは改めてすごいと思う。 日本では、最大の人口である「サラリーマ…

サラリーマンでも得られる超越的幸せ

昨夜のNHKスペシャル「あなたもなれる“健康長寿”徹底解明 100歳の世界」で知ったのだけど、「老年的超越」という言葉があるそうで、100歳を超えた多くの人が、体が不自由になって外出もままならない状態になっても、とても「今が幸せ」と感じるのだという…

気合いはLIVEで

リオデジャネイロオリンピックが閉会。サラリーマンを辞めて初めてのオリンピックで、これだけLIVEで楽しんだのは人生初。色々本当に楽しかった。ありがとう!

中で何やってんだろ?

個人業になってから益々感じる大企業のレスポンスの遅さ。感覚的には7割以上の大企業が無茶くちゃ遅い。対して、ベンチャーや個人パワーで働いている人は即レスが多い。私も大企業の中で長くやってきたから理解できそうなものだけど、よく思い出すと、自分自…

ヒーローになりたかったはずじゃ

4コマって4コマしかないので(当たり前だけど)色々描きたいことがあると殆どが削ぎ落とされてしまうことがある。今回の4コマに至った思考ステップをちょっと披露すると、 1.今朝、3:00AMに起きて、錦織 vs ジョコビッチの本当に素晴らしくて惜しかったテ…

会社培地の特性

イントレプレナー(社内アントレプレナー(起業家))を増やして、会社を元気にすることを研修やワークショップとしてやっている私としては、決して諦めないつもりだけど、どうもこの世の理(ことわり)として、こんな感じかも・・・。殆どと言っていいくら…

食えない

なんとなく「柔らかいから成長している」と思っていたけど、実は「成長しているから柔らかい」のかも。(ニワトリと卵みたいだけど)。このオクラ4本の中の2本はもうすっか固くなってしまって、茹でても全く食べられなかった。「もうちょっと待ったら大き…

お腹が感じる

本当に暑い。おかげで朝6時台に散歩に行っても既に暑い。 足が短いチョコにとっては地面が「熱い」。 雨の後の散歩なんか、「なんでこうなるの?(萩本欽一風)」というくらいお腹がぐちゃぐちゃに濡れて汚れる。 私は全く感じないなあ・・・ということで遠…

サラリーマン辞めちゃうと

先週は久々に毎朝ラッシュ時間の痛勤電車に乗った。いや〜、スゲーわ。昔の奴隷船より混み具合だけから言うとヒドイのじゃないかな。 「まだ辞めて1年も経っていないけど、サラリーマンやっていたという記憶があっさりと薄れて自分でも本当にやっていたのか…

脳はフレキシブルだから・・・

私も「部下の成果を自分のものだと言う上司」を支持するつもりは全くありません。 ただ、人間ってそういう風にできているのかもしれない、と思っただけです。つまり「繋がっているものは自分の一部」と思ってしまうようにできているのかも、ということです。…

ごちゃごちゃの二つの責任

安倍政権の政治家と金の問題で、国会などでやたら「任命責任」と「説明責任」という二つの「責任」と言う言葉が飛び交っている。 大分前にも4コマ漫画で書いたけれど(これ)、「責任」には二種類あって、 「結果責任」:職務などで上手く行かなかった時に…

大きな常緑樹の伐採

今朝は里山活動。白樫はすごく固くて密度が高くて、とにかく重い。猫車(って分かるかな?ネコバスじゃないよ)で一回にせいぜい2、3個の丸太を運ぶのが精一杯。 なんせこんだけあるからね。 ほんの数本切っただけだそうだけど、でかいわ。 そして、その跡…

見えていない

会社の中:エライ人達は普通の社員が何をどう苦労しているのか(出世に従って)分からなくなる 国:政治家は人々が何をどう苦労しているのか分からない 生物界:人間は普段は微生物がどういう大変さを味わっているか全く考えない これらのことはある意味仕方が…

政治と会社の抜け象限

先週(12/19)の報道ステーションで、今回の衆議院選挙の低投票率の原因になった「票を入れたい政党がない」という人が多かった理由を、古賀茂明氏は縦横2軸の4象限で現存する政党の位置づけを説明した(ビデオはこちら)(古賀氏のBlogはこちら)。 横軸:…

食いつこう目の前を

先週だけで本当に色々あって、それぞれだけでも十分4コマネタになるのだけど・・・そのうちそれぞれはまた書きます。 それにしても、「楽しい!」。 食い過ぎ?・・・んにゃ、まだまだなのだ。

最終出勤日

8月18日(月)が最終出勤日となった。 いい感じの終りの日。32年半も勤めたけど、さらっとして。20年くらい前に書いた「最後の一日」というショートショートがよぎった。(ショートショートの広場8に収録されている) それを4コマに描いたものがこちら。 全…

こんなヤツにはこんな交渉マジックで

先週、「もうすぐサラリーマンじゃなくなるしサラリーマンネタの漫画以外もそろそろ描かなきゃ」と書いたばかりなのに、サラリーマンネタになってしまいました。下書きノートに落書きしていたらネタができていて・・・それほど沢山は存在しないのだけれど、…

一日一生

「一日一生」は、ちゃんとした熟語かどうかは怪しいけれど、「その一日を一生に喩え、朝、生まれ、夜、死ぬ。そのくらい一時一時は大切なものである」とか「その日が人生の最後と思って大事に生きる」とかいう意味で、とにかく「その時々、そして毎日を大事…

目を合わせて Face to Face

今週は始めて会う社外の方が特に多かった。 本当にFace to Faceって大事だと思う。その人の人間性にも触れられる(感じられる)のは「会う」しかない。そして、幸運にも会う人会う人素晴らしい人ばかりで、エネルギーをどんどんもらえる。 一方、そういう社…

年を重ねて磨かれる「見抜く力」

年齢と共に経験を重ねると、提案されたものなどがこれからどうなるか「見えてしまう」気になる。 ポイントはあくまで「(見えたような)気になる」だけであり、本当はどうなるか分からない。なんせ経験を積んだ事項は過去のものであり、時代も変わり、状況も変…

Life is small

4月末に発売になった「スマホ顕微鏡Leye」。スマホの「自分撮り」のカメラ側にプレパラート大の板になったレンズを装着(置く)だけで、驚くレベルの顕微鏡になる。葉っぱの細胞なんて簡単に見れてしまう。 いじり出すと時が経つのを忘れてしまう。スマート…

分かりにくい説明を直す方法

技術の説明など、専門外の人が分かりにくい話を分かりやすく行うための方法のひとつとして「(大学などで専門を学ぶ前の)高校生だった自分が目の前にあたかもいるように思って、その「高校生の自分」に説明する」というのがある。 このやり方を若い人たちに…

戦略とは戦いを略すこと・・・だけど

日本の(もしかしたら他の国のも)大企業の多くがかかっている「戦略策定病」。戦略ばかり作っている。その社内合意形成ができあがるころには「あれもこれも」が盛り込まれ、「戦略(戦いを略し絞る)」ではなくなり、また、時間が多大にかかって社外の本来…

変身・虫が見る世界

カフカの変身をイメージして。私の場合は「朝、起きたら」ではなく、ずいぶん昔から変身していたのだろうな。

秘孔を突けば

交渉ごとにおいて、いかに相手の秘孔(ツボ)を突くかが大事。人によって秘孔は違う。それを見いだす。うまく突くと一気に道が開ける。 でも、なんだか最近多いのは、「全身秘孔だらけ」。どこをどう突いても「ぐげぼぼぼおぉぉぉ」と崩れて、何の話をしてい…

ゆでガエル湯から

両極端の「沢山の呆れカエル「ゆでガエル議論」」と、「わくわくする「新たな世界へ挑戦する人々」」に今週も囲まれ浸った。 一方、やっと大雪が大体溶けて、久々に近くの(川崎市北端部)公園に行ったら、ちゃんと本物のニホンアカガエルの卵が今年も出現。…

顔は口ほどに物を言う

「この人、言っているだけ、じゃないのかな」と思ってしまう「心のないポジティブな言葉」を言う人ってよくいる。 そういう人は、大抵は、多少はそのことをポジティブに思っていても、その人の上司とかからちょっと否定されると、「そうですよね、だめですよ…

雪かき

一昨日(2月8日(土))はすごい雪でした。 自宅(川崎市北部)のベランダでは厚みが40cmもある巨大なケーキが芸術的に出来ていました。 チョコはチョコっと外に出ただけで悲惨な状況になっていました。 昨日は晴れたけど、無理矢理散歩に連れ出されたチョコのお…

バックキャスティングの制約事項

新規事業の検討などに必要なのが「未来構想力」。 その「未来」を考える時にとても役に立つのが「バックキャスティング」という方法。 どうしてもついつい「今」からの延長線上で無理矢理「変化」を付け加えようとしてしまいがち。そういう「今」から「未来…