勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

サラリーマン戯画

年輪

今週もスゴい人達に会った。そういう人が醸し出す匂いは独特。人生に四季がある(春もあれば冬もある)人特有の匂い。 「匂い」は人によって「好きな匂い」と「嫌いな匂い」に分かれて、万人向けというものはない。無臭より、「面白い匂い」に惹かれる。(と…

ジョブ・クラフティングのコツ

昨日のNHKで放送された「『幸福学』白熱教室(第2回)」の「あなたの仕事と幸せの関係」で出てきた話をベースに描いた4コマ。まず、この番組でのポイントを説明すると、 ============================================= 「人生に必要な4つの要素」として、 …

戦え!サラリーマンGIGA (戯画)

最近沢山の方々にも出会えたので、そのご挨拶の代わりと、もうすぐのクリスマスプレゼントに(ならないか・・・)、3年前にある雑誌に応募した作品を掲載します。(あっさり落選でしたが) お楽しみください! (この後、本を出版し、結構同じネタが本にも…

メールの見方

溜まったメールの見方・処理のコツは、(多くの人がやっていると思うけど)、上から読まずに、下から読む。(メールの種類/設定によってちがうけど)。 つまり、新しいメールから読む。そうすると、溜まったメールを古い方から読む場合に起こりがちな「あら…

ミラーニューロン

直近10年の中でも特に重要な発見とも言われている「ミラーニューロン」。他人の気持ちを推し量ることができたり、映画で登場人物の気持ち(恐怖や喜びや痛み)を感じることができるのもこの「ミラーニューロン」がある(というかそういう機能が脳のある箇所…

上司の動かし方

せっかく提案を作っても、それを他部門やお客さんに提示すべき役割である上司が動かない、ということはよくある。 あまりに動かないので、イライラしてしまい、ついつい上司を飛び越して、自分から直接相手に提案してしまいがち。でも、そうしてしまうと、下…

楽しむ力

仕事は楽しいものじゃない。人生も楽しいことばかりじゃ当然ない。 でも「楽しいかどうか」を決めるのは、実はその人が持っている「楽しむ力」。 日本は基本的に豊な国なのに、何故、「閉塞感」や「将来への不安」というような負の感覚にどんどん覆われてい…

昔を思い出せば

強面で官僚的で融通がきかず壊れたレコードかオウムのようにルールを振り回したり目先の業績の話しかしない本当につまらないサラリーマン上司でも、子供のころは「世界のみんなを救うヒーローになるんだ!」と思っていたはず。小さい頃から今のつまらない自…

交渉の距離

なかなか本当に難しいけれど、相手を無理矢理でも勘違いでもいいから一方的に好きになれば、交渉は上手く行く(あ、仕事の話です)。 好かれているのを嫌がる人なんて滅多にいないからね。

「ー」(マイナス)ばかりだと

部下などの提案やプレゼンに対して、ダメ出しばかりする人が多い。 プレゼンへのコメントは、普通は「+」「ー」、つまり「+:いいところ」と「ー:悪いところ」の両方を述べる事が基本だけど、どうしても「ー」ばかり突く輩が多い。実は「ー」の方が簡単に…

スタッフは縁の下の力もち

私も何度も「スタッフ」の仕事をしてきたから、その難しさはよく理解できる。スタッフは会社というチームで仕事をするためにはとても大事な役割。大事であるがために一歩間違うととんでもなく単なる邪魔になる。そうなったらおしまい。いないほうがよっぽど…

絶対に

「成功の確率を上げる」ために色々がんばるのは正しい。でも 単に「このままが安全」という考えは「滅びゆく者」の論理。それはその通りと言うのは簡単だが無意識に「このまま」にしがみつき「他のチャレンジを阻害」している人たちがなんと多いことか。 「…

交渉のストライクゾーン

野球のアナロジーで描いたけど、本物のプロ野球の方は「負けない巨人」と「負けが続く阪神」の差が広がって、この猛暑の中、既に秋風が・・・。

猫は家に付く

それなりの立場や歳になると「肩書き」でやる仕事はどうしても増える。でも、できれば「人」として頼られる仕事がしたい。今の組織や立場が関係なく、「持っているスキルや経験やなんかしらしてくれそう」という期待を持って来られると、とても嬉しい。まあ…

「どうしましょう」じゃなく

前例がない提案とかをどうやったら社内で実現できるか。そういう時に「どうしたらいいでしょうか」と当然その担当者らしい人にまず聞くしかないけれど、「私では決められませんし、どうすればいいかも分かりません。権限をもっていそうなXXさんに当たってみ…

二つの責任の取り方を

最近、「責任を取る」という意味が自分なりに確立してきた(というか、はっきりと意識できるようになってきた)。 (5年前にはこんなマンガを書いていたけれど--> 「責任を取ると」(2008.3.5))責任を取るとは、 1.出来なかったら(失敗したら)、クビになる…

外を見て

「外」という漢字の右側が「ト」ではなく、斜め線が突き抜けているフォントが殆どであることに気がついたのはほんの2、3年前。どちらが正しいか未だに不明。どっちでもいいけどね。 先週水曜日はシリコンバレーつながりの会、週末は新興国・BOPの会に夜出…

アホポジ vs カシネガ

「アホみたいに何でも何時でもポジティブ」なことを「アホポジ」と言います(私の造語。結構気に入っています)。 無理矢理にでも「アホポジ」を続けていると、本当に「アホポジ」になって、思わぬポジティブな展開が時々(何時でもではありませんが)やって…

我輩の辞書に失敗の文字は無い

「失敗」に対する定義と感覚が本当に人によって大きく違うなあ、と思うこのごろ。

経験で見えちゃうものと

経験のおかげで色んなものが見えてくる。やる前からそれがうまく行かないことも分かってしまう。だけどその経験はあくまで「ある時代や環境や関連した人々という土台」に乗っかって築き上げたもの。同じ経験がそのまま役立つことはない。それが経験を積むと…

iPSでリセットできるか

4コマではリセットが不可能みたいに書いちゃったけど、リセットしてなんかやりたいという気持ちはいつもとても強い。 全ては体が資本。元気じゃなくちゃ(珍しく風邪引いて、数年ぶりに医者に行った。4時間も待たされて3分診察で薬もらって、一杯寝て、今…

巧遅拙速

「巧みに決めないこと」に本当に長けている人が沢山いる。そんな連中が多いと、気がつくとダチョウ倶楽部の「どーぞ!」となっている。 (「狡智節足動物」は動物図鑑には載っていません。念のため。でも、確かに蜘蛛が獲物を捉える知恵なんてすごい「狡智」…

ぼやー と ちまちま

年は食ってしまった私は「近視老眼」で「近いところでちまちま」も得意で、「近視老眼」なので、遠いところは「ぼやー」と見えるのだ。 (「老眼」とは焦点距離調整がうまくできないこと。近くに焦点があったままの老眼が「近視老眼」。普通の老眼は遠くに焦…

会社 つかえる

会社に仕えるだけ? つまんないよね。 会社を悪用する? それはいかん。 自分と会社の両方にとって大事なことをやればWin-Winなのさ。 そして、「会社は使える」! *ちなみに「つっかえる」は「閊える」という字だそうだ。(「門」が「山」ほどあって「モン…

ルール振り回しマン

社内ルールの多くは付け焼き刃的に作られたものが多いので、真っ当なことを考えると矛盾だらけ。「ルール好き」の人は「論理的であること」が好きなので、ロジカルにちょっとだけ「何のためだっけ?」という類いの「何故」をちょっと言うだけで、「げぼぼぼ…

静電気でパチッ!

3コマ目まで実話。静電気のパチッでチョコに怒られた・・・

船頭・・・

船頭 多くして 船山に登る:見てみたい。 船頭 奥に居て 船ヤバクなる:大企業で多い 船頭 大きくて 船もたなくなる:ちょっと前まではよくあった光景 船頭 おかしくて 船 どこかへ行く:目指しています その他 船頭 大木さんで 船 山田昇さん

できない訳じゃなくて

「きっちりやる」「目標を必達する」などの仕事に必要なやり方が私はできないと本気で思われているらしい。そんなことないのですよ〜。でも、そっちはいっぱい出来る人がいるから、こっちにいるだけで。確かに、それが長過ぎるから、今更そっちのやり方をや…

「どうせ」と言わないで

頭がいい人が陥り易い「どうせ」病。様々な情報や環境を分析して、やらずして諦めてしまう。そうしているうちに手足の筋肉も落ちて動けなくなる。 本来は「どうせ」は、「諦め」で使う場合以外に、「どうせ作るのなら3人前作っておこう」とか、その状況をポ…

パンクビジネス(6):最後の一日

(本シリーズは雑誌掲載日に日時を変更しました。(元のBlog掲載日時2016-7-28)) 「バンクビジネス(近代セールス社)」にだいぶ前から連載している「パンクビジネス」。その6つ目。この回の元ネタは小説現代のショートショートコンテストで入賞したものです…