勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

Life is small

4月末に発売になった「スマホ顕微鏡Leye」。スマホの「自分撮り」のカメラ側にプレパラート大の板になったレンズを装着(置く)だけで、驚くレベルの顕微鏡になる。葉っぱの細胞なんて簡単に見れてしまう。
いじり出すと時が経つのを忘れてしまう。

Leyeのホームページはこちらhttp://leye.jp/
発明者&伝道者の永山先生に昨日は直接お話を聞いて、益々大ファンになってしまった。
「Life is small」は永山先生が作った言葉で、FaceBookグループがある。私もちょこちょこ投稿している。

元々デジカメ(Ricoh CX-6)の接写で極小の虫を撮るのが好きだったのに加えて、このLeyeを手に入れてしまったので、完全にハマっている。

例題をちょっと。
これは水槽に長く住み着いているタニシの卵。ゼラチンに囲まれている。(by CX-6)


それをLeyeで見るとこんな感じ。ゼラチンの中にいるのに立派に動こうとしている。


近くの池にいた虫。
多分、ミズムシ。
CX-6だとこういう虫。

CX-6で撮影したのよりは随分小さいので、本当にミズムシかどうか怪しいけれど、これがLeye動画。心拍も分かる。


今の人類が直面している様々な課題が、西欧的な「シンプルで論理的で利己的で神は一人で人間だけの世界観」が原因になっていることが多く、東洋的な「あちこちに神様がいてそれぞれみんな違っていて諸行無常の世界観」がもう少し広がればいいと思う。小さな虫の世界にテクノロジーのおかげで興味を持つ人が増えれば、東洋的感覚が世界に広がるのでは、と本気で思っている。