勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

「ー」(マイナス)ばかりだと

部下などの提案やプレゼンに対して、ダメ出しばかりする人が多い。
プレゼンへのコメントは、普通は「+」「ー」、つまり「+:いいところ」と「ー:悪いところ」の両方を述べる事が基本だけど、どうしても「ー」ばかり突く輩が多い。実は「ー」の方が簡単に考えられるし言えるからなのだ。(それとどうやら「ー」を言うことが自分の立場を偉そうに思わせる最高の手段だと思い込んでいるようでもある。)
できれば、「+」「ー」でもなく、「+」「++」のハイレベルなコメントを言うことに挑戦して欲しい。「++」は「こうすればもっとよくなる」という、コメントを言う側のアイデアを付加すること。これはアイデアがないとできない。単に批判だけする「ー」の何倍も難しい。
最終提案で、そこで「やるかやらないか」を決め、「やらない」決断をするのであれば、その理由として「ー」を明確に言う事は当然必要だが、多くの提案やプレゼンの場合は、そこでのコメントを受けて、その後いかに良くしていくかが勝負。その今後の良くなり方に一番影響を与えるのは、提案者の気持ち。「そうか、よーし、やるぞ!」と心に火をつけること。冷や水ばっかりかけていちゃいけないんだよ。