勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

日本を憂うお父さんは

テレビの時代はとうの昔に終わっているかもしれないけど、未だにテレビは日本の空気を表しているとも思う。


ヘキサゴンで始まった「おばかさん尊重風潮」はそれなりに面白いけど、だからと言って染まる事はない。
「脳内エスIQサプリ」は衣替えして、おばかにも参加できる体力勝負ゲーム番組となった。


「24」もどきを狙っているのはミエミエだけど、どこか一点でもオリジナルの24を越えようとする自尊心はないのだろうか。まったくオリジナリティが感じられない上に、下記の点が酷い。

  1. 登場人物が似たような若者(美人系・イケメン系)が多く描き分けができていない。「24」の凄さのひとつは複雑はストーリーが混乱せずに理解できるように非常に個性的な俳優を選んでいる。
  2. 不安感を煽る目的だろうが、手持ちカメラが揺れすぎて、ムリクリ感がある。
  3. テレビ画像の限界を考え過ぎているのかもしれないが、照明が明るすぎる。
  4. 血や怪我の化粧が薄っぺら過ぎる。
    ・「24」のCTUの雰囲気を出そうとして、電話の着信音やマネージャーの部屋のレイアウトなど、小物の「マネし」は長けているが、イチバン重要な雰囲気そのものや緊張感が薄っぺら。
  5. 「24」はアメリカの番組。「アメリカが信じる価値が脅かされれば、個人が暴走して命をかけて戦ってもいい」というアメリカの根底に流れる(酷いけど)価値観があるから、「24」では人を簡単に殺し、見ている側にもそれなりの納得感がある。それをそのまま日本の舞台に持ち込むと、ギャグなのかな、と疑いたくなる。


これだけ中日を引き離して阪神と戦ったのだから、中日が優勝するのは許せない。かと言って、金と力でオールスターとなった巨人も到底許せない(他球団から買われた選手個人個人は愛されるキャラクターが多いけど)。どっちが勝っても嬉しくない。
そういうチームを作ることは少しは理解できるが、そんなチームを応援しているファンが信じられない。



日本を憂う。(もう捨てているかな・・・)

・・・ねえ、おとうさんを見放さないで!

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