勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

愛犬チョコの散歩をしていたら、街路樹からミノムシが細い糸で垂れ下がってプラプラ風に揺れていた。
なんか久しぶりだなあ、と思ってちょうど目の高さに浮いているミノムシを覗き込んだら、一生懸命に糸を口でいじくりまわしていた。

昔はミノムシがあちこちにいっぱいいた。垣根という垣根に必ずいた。
でも最近は本当に見なくなった。殺虫剤を撒き散らしているのかなあ。
ミノムシってガになるのだけど、どういう名前のガだっけ、と思ってちょっと調べたら「ミノガ科」のガの幼虫の総称とのこと。普通はオオミノガらしい。
ちょっと驚いてしまったのは、ガになるのはオスだけでメスは一生蓑(ミノ)の中とのこと。
そうか、それが原因で急激に減っちゃったのかもしれないな。卵を産む生物存続の鍵であるメス。そのメスはすんでいる植木や垣根に殺虫剤をかけられてもそこからそれほど離れられない。オス・メスが逆だったら今もあちこちに沢山いたかも。

それとも私の古い記憶は関西にいたころなので、もしかしらた関西にはたくさん今でもいるのかな。
(関西の方、今もいます?)

子供のころはミノムシを取ってきて、飼っていたカメの餌にしていた。カメがミノムシを食いちぎる様子を見て「ガメラモスラだ!」っていつも喜んでいた。
いつもガメラの圧勝だったけどね。