勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

老いはこうしてつくられる

かなり前の本「老いはこうしてつくられる―こころとからだの加齢変化(正高 信男 著)」によると、
人間の身体認知力ってすごくて、数メートルも先にある走り高跳びのバーの高さが、自分の股下の長さの丁度1.07倍までだと「跨げる」と思うそうだ。それが1.08だと「無理」と、たった0.1(つまり、股下が80cmの人だったらたったの8mm)高いだけではっきり認識する。
しかし、年を取ってもその「1.07」という数字は変化せず、体がついていかなくなって、跨げなくなる。
サラリーマンの「肩書き」も気をつけないと「勘違いの(身体)能力アップ」になる。もちろん、その肩書きを正しく活用できる人は高いバーにも果敢に挑戦して跨いで行けるのだけれどもね。

にほんブログ村 漫画ブログ 4コマ漫画へ ぽちっとクリック!