昨夜あった「エジプト・ムバラク大統領辞任」と「中学3年生ネットで通り魔予告 新宿大騒ぎ」。ネットのパワーで人が集まる、というところまでは一緒なのだけれども、あまりに違う。
エジプトのケースは(この前のチュニジアも)、本当の「ネット革命」。これまでの革命と大きく異なるのは、中心人物がいないこと。エジプトの場合もだいぶ後になってグーグルのマーケティング責任者ワエル・ゴニム氏をヒーローにしたい雰囲気が出て来ているが、ネット革命ではヒーローやオピニオンリーダーは本来必要ないのだろう。ただ、人々はヒーローを求める。だから「後からヒーロー」が今後のネット革命の特徴となるかもしれない。
日本のネットにそこまでの力があるのかな。
昨日、今日と雪が積もって、チョコの散歩もほんのわずかで、家に閉じこもって4コママンガ出版へ向けての作業。近代セールス社の編集の方とのやりとりと、4コマ一本ずつに付ける(!)エッセーをちょこちょこ書き出している。超ショートショート風にして、文章でも楽しめることを狙っている。70-100本くらい書かなくてはならないのでちょっと気が遠くなっている。
とか言いつつも、昨夜地上波放送で「沈まぬ太陽」を観た。日航123便の話も中核であり、サラリーマンの矜持がテーマで、とても身近に感じた。あそこまで会社に忠誠を誓うつもりは全くないけれど、人のため、世のため、の感覚は全く同じ。家族はもっと大事にせんといかんよ、渡辺くん。
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