勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

人の役に立ちたい

録画していた三週間ほど前のNHK サイエンスOを見た。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp199.html
今をときめくiPS細胞の生みの親、山中伸弥教授は元医者で、リュウマチの患者さんに施す根本的な治療がなく対症療法で痛み止めを打つしかなかった時に決心して研究の道に入ったとのこと。その動機は「人の役に立ちたい」。しかし研究の道は険しく、まったく成果が出ない。そんな時に思ったことは「友人の医者たちは何千人、何万人の人を毎日治療しているのに、自分の研究は一人も助けるレベルに達していない。自分は何をやっているのだろう」ということだった。人の役に立つために選んだ道が全く人の役に立てない。こんな苦しいことはないだろう。足掻いて足掻いて…そしてある年、大きな出会い(論文やデータ)が訪れ、急速に光が見えてくる。そして今や「何百万人の人を救う可能性」が見えてきている。

素晴らしいなあ。オレが足掻いていることって、なんか人の役に立つものになる可能性はあるのかなあ。しんみりもしてしまった。

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