勢川びきのX記 (4コマblog)

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目的

↓40年前の本とは思えない。素晴らしい。いっぱい考えが広がる。
人間にとって科学とはなにか (中公新書 132) (新書)
湯川 秀樹 (著), 梅棹 忠夫 (著)
人間にとって科学とはなにか (中公新書 132)

「・・・目的と離れては、価値は意味を持たないと思うのです。ところが科学には目的がない。宇宙史の中で、目的というものがいつごろから出てくるのでしょうか。(梅棹)」

自分なりに気がついたことだけど(たぶん誰か書いているだろうけど)、この宇宙のエントロピーの増大に逆らおうと足掻いているのが生命だから、因果律を反対にした「目的律」というようなエントロピーを小さくすることをいつもやろうとする。その生命のやっぱり最先端を行っているのが人間。だから目的にこだわりやすい。膨張する宇宙から縮小する宇宙への転換点を人間はすでに超えているのかもしれない。・・・あかん、また訳がわからんことを書いちゃったわい(分かってくれる人いるかなあ)。サラリーマンに飽きているのだろうなあ。