和歌山で行われた5泊6日の「シリコンバレー流高校生アントレプレナー研修 GTE」にメンターとして全課程参加。(1週間前に終了したけれど、その感動と疲れに浸っていて4コマblogにするのが遅れました)
先生はシリコンバレーの高校でアントレプレナー(起業家)教育を行っているアメリカ人の専門家。
昨年は最終発表会だけ審査員として参加したのだけど、今年は最初からずーっと。
簡単にいうと「容赦なし」。
英語もスゴイスピードだし、とても高校生が知っているとは思えない投資の話などの専門用語が次から次に殆ど説明なしに生徒に浴びせ続ける。
そして、本当に短時間に各自やチームのワークが行われて、どんどん発表させる。(私のやっている社会人研修と比較すると1/3~1/10くらいの時間しか与えない)。
それでも高校生はついていく(というか、走り続ける)。
そうか、「学ぶ」というのはこういうことかもしれないな、と改めて思った。
赤ん坊が言葉を覚えていくのも、決してカリキュラムがあって順番に吸収していくのではない。浴びれは学ぶのだ。「教える」のは奢りのように思えてきた。これからの私の仕事としてやる研修にも影響を与えそうな1週間だった(このままのパターンでやるとクライアントから不満が噴出するだろうけれど)
最終発表会の1日前は本当にまだ形になっていなかったものが、全てのチームがいいビジネスアイデアまで昇華でき、スクリーンを全く見ずに堂々と客席に向かって話しかけるような(Steve Jobs張りの)素晴らしいプレゼンを立派にやった(おじさんはちょっとウルっとしたぞ)。
とにかく日本の未来はこいつらが間違いなく創る。安心だ!