勢川びきのX記 (4コマblog)

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自分のSF

2037.5年を舞台にした短編SF小説「2037.5年に生きるミチ」が完成・公開!
http://www.ashita-lab.jp/columns/7537/

富士通の若手の皆さんが様々な方も交えて議論を重ね、墨田区向島を歩いてイメージを膨らませ、色々な人物・シーンを思い描いたものを、私がストーリーを作り一本のSF小説として書いたものです。

「将来に向けて何をやるべきか」を検討するためによく行われるやり方として、まず「未来シナリオ(XX年後の様子)」を描き、その世界に至るには今からどのようなことが起こっていくのか、準備をしなければならないのかを「バックキャスティング」という手法で検討する、というのがありますが、どうしても「未来シナリオ」にはイキイキとした命を吹き込みにくいので、「そうだ、SF小説にしたらいいのじゃない?」と富士通&フューチャーセッションズの方々が思いつき、私が(なんと)SF作家として参加して、できたものです。

projectの当初から参加し、みなさんと一緒に議論して、向島を歩き、ドラフトを書き、みなさんから色々フィードバックをもらって・・・というなかなかないプロセスでできた小説です。

紙の本も作っていただきました!とってもカッコイイデザインです。

いやあ、むちゃくちゃ嬉しい。

読んでいただいた方からも様々なご感想やご意見を既にいただき始めていて、とっても嬉しい。

リンク先にpdfとepub(なんと英訳版も)がありますので、是非ご一読を。ご感想も是非。

(それにしても何屋かますます分からなくなってきた・・・)

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