勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

(参議院選結果の直前だけど)既に転がりだしているので

この4コマのネタを作ったのが今日の19:00ごろ。今(23:10)はテレビで参議院選挙結果の速報をテレビで見ながらこの文章を書いている。
終結果はまだだけど、今回の参議院選挙の前から既に間違いなく憲法改正の道に歩みだしている(というか転がりだしている)。2/3議席に達成するかどうかにかかわらず。

これまでアンタッチャブルだった憲法改正への道を踏み出したのは、ある意味安倍首相の(唯一と言っていいかもしれないが)成果だろう(やり方とかは酷いものだが)。様々な意味で憲法を未来永劫全く変えないままではいられない。また、まだ何とかなる今、しっかりと対話・議論して、次の世代も安心して使える(従えるではない)憲法にしていかなければならない。

問題は、現在の自民党案に対抗できる「選択肢」が全く存在していない(あっても多くの人の賛同を得られていない)ことだ。
現時点では憲法改正の選択肢が少なすぎる。ほぼ「自民党案とするかどうか」ということになってしまっている。
自民党内でも、今の自民党案が100%いいと思っている人ばかりでないだろう。自民党の歴史的は強さは多様性であったはずだ。心ある自民党議員・党員で原案の対抗案を作って欲しい。

護憲派の方々の気持ちも分かるが、護憲精神派(今の憲法の基本的理念を守って)として、憲法改正案を作って欲しい。

そして、単に「ゼロイチ」の国民投票にあっという間に持ち込まれるのではなく、様々な対話・議論がなされて、今の所属の党やグループなどを超えて、複数の選択肢に集約されていくことを願う。

問題はそういう状況になれるか、間に合うか、だ。
もう転がりだしている。