勢川びきのX記 (4コマblog)

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オバマ大統領スピーチ@広島「届かない人も」

オバマ大統領の広島でのスピーチは本当に素晴らしかった。もちろん、スピーチライターが書いているのは周知の事実だろうが、オバマ自身が個人としての信条を表したものだと感じる。どうしてその信条を現実に実行できないのか、タリバンアルカイダとの戦いではとんでもないことをやってしまった(戦争の相手でない他国に勝手に空爆)のはオバマ自身だとか、色々あるけど、とにかくスピーチの内容は素晴らしい。人類が行くべき道を示した。マスコミやネットでは色々と言われてはいるけれど。

それに対して安倍首相のスピーチは「同盟国」「一緒に世界平和を」という自分の都合にいいことの正当化だけを感じる。安倍首相が言うと「同盟」も「軍事同盟」としか聞えず、「アメリカさん、集団で自衛という名の元に戦争をして、世界の今の秩序を壊さない平和(誰の?)を守りましょうね」とよく分からない媚を売っているようにしか見えない。(こんなことを書くと、また色々言われちゃうだろうけど)
紛争を外交的手段で解決して行こうというオバマ大統領のせっかくのメッセージを台無しにしている。
ま、そのすれ違いはあまり取り上げられていないからいいと言えばいいけど。単に恥ずかしい。