今日は江実の命日。丁度10年になる。
(リンクした江実のホームページが、今月末で閉鎖されます。infoseekから無情の通達が来ました。有料サービスに以降したら年6300円かつ、アドレスが変わるとのこと。どうするかはまたこれから考えます(*1)。10年は長いのですね。)
3コマ目に書いた「本」はこれ。
- 作者: ティム・サンダース,駒崎弘樹(解説),池村千秋
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2010/08/26
- メディア: 単行本
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この本に出てくる言葉が「Generation Them(ゼム世代)」。20-30代の人に増えて来ていて、「(自分のことよりも)見ず知らずの他人/彼ら(Them)のために何かをしたい」と強く思う世代。会社の若い人達を見ていても実感する。
江実のおかげで、この世には、同じような大変な病気と戦っている子供達が本当に沢山いることを知った。当時はその渦中にあって、江実を生きさせたいだけの「Us(私たち)世代」的な考えだったが、江実が亡くなってから、他の子供の為に何かをしようと強く思うようになった。Them世代的な感覚だ。ところが、時間が経って、日本に戻って、仕事に忙殺され続けているうちに、その感覚が薄れてしまった。いかんな、江実、これじゃ。江実の命日に想いを新たにする。
(*1)一日経って、ふと別のサイトに江実のページを昔作っていたことを思い出した。→こちら