勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

バングラデシュは動かないけど進む

先ほどバングラデシュから帰国。
今回の主目的は「 The First International Conference on Digital Education (ICDE)」での登壇と参加。そして主催者のMaheenの結婚披露宴出席。初バングラデシュだったが、観光らしいことは殆どできず。当初の予定ではそこそこダッカ観光もするはずだったけれど、ほんの少しの距離を移動するのにも毎回とんでもない渋滞に巻き込まれ、時間がなくなって次々キャンセル。徒歩でも通常は4km/時間くらいだけれど、多分2-3km/時間。
バングラデシュの経済的発展は凄まじいけど、この渋滞はなんとかせんと本当に全てが停まってしまうぞ、と思った。それをぶち破るエネルギーも一方で思いっきり感じたので、今後に期待したい。

写真も沢山取ったけど、今回は登壇の様子(@ダッカ大学)だけ、とりあえず。

で、まだまだ雨期(?)でしょっちゅうこういう状態に。(ダッカ市内です)

志リマインダー

フリーランスになると当たり前だけど会社としての仲間はいなくなるので、自分の想いや志を保ち磨き続けるのをよほど意識しないとなんとなく薄れがちになってしまう(と恐れる)。
ソーラーLEDランタンは何度か壊れかけたり、雨に晒されてランプの中に水が溜まったりしたけど、まだ大丈夫。重宝してる。使うたびに5年前に初めてインドに行った時の感覚が蘇る。


(一時、とても有名だったd.lightです)

混んで・・・?

本日、六本木アカデミーヒルズの会議室で一橋大学の米倉先生たちとJSOU(Japan-Somaliland Open University)のビジネスプラン最終発表会をSkypeでやろうと試みた。繋がるには繋がるがすぐに切れてしまい、結局、今日は諦めざるをえなかった。
(一生懸命、セットアップして、繋がった時は嬉しかったのに・・・)
確かではないが、時間帯が問題かもしれないので(ソマリランド(アフリカ東部)が朝で、ネットに繋ぐ人が多い?)、次回はソマリランドの夕方、日本側は夜遅くに行う事にした。
ちなみにロンドンにいる税所さんとはFaceTimeで安定して繋がっていた。

帰りの電車では、おばあさんが降車側ではなく乗車側のドアから無理矢理降りようとしたのをおっさんが押し返し、おばあさんが倒れそうになり同伴していた男性が怒鳴り声を上げ、いやーな空気が流れた。
ネットが「混んで切れる」のは仕方ないけど、なんか最近の日本は人が多いところで「混んでキレル」やつがよくいる。
ネットで狭くなったけど、世界は広い。日本は狭すぎるのかな。空間だけでなく心までが・・・

अच्छा

先週末まで行っていたインド出張での話し。
この4コマのままの会話を目の前で見て、Nさんと共に大笑い。
ヒンズー語の「アチャ」は「good」とか「分かった」の意味なのだけど、ほとんど日本語の「あちゃー(ありゃりゃ)」に聞える。
あまりに面白かったので、そのままいただきました。ごちそうさま、Nさん(日本人)、Aさん(インド人)(写真)

「はじめてのインド」じゃなくて「インドでのはじめて」

2週間弱インドに出張して、今朝帰国した。
日本は涼しい。いやー、暑かった。(当然だけど・・・)

ビハール州の最終日に、飛行場に行く車のエンジンが高温に。やもなく道端に停車したら、近くにいたおじちゃんが寄ってきて手際よく故障箇所を同定(空冷のベルトが切れかかっていた)。何者なんだ?と尋ねたら、近くの町のプロの自動車修理屋さんとか。不幸中の幸い。おまけに椅子まで出してくれて、田んぼに囲まれ休憩できてくつろいた(写真)。
運転手が部品を買いに行ったけど結局手に入らず、別の車を手配して、なんとか飛行機には間に合った。

 
知り合いのインド人の男性が先日結婚し、結婚披露パーティに招待してくれた。
新婦は家の一番奥の部屋のベッドの上に着飾って座って、ずーっと来客の挨拶を受けていた。
外では臨時テントの広場が出来て、食事が振る舞われた。

 
インドでは、男の子は3歳くらいで断髪式ならぬ「はじめての散髪式」が行われる。翌日、その散髪式を迎える男の子がこの子。家から少し歩いたところに垂れ幕で囲まれた散髪式会場の設営が行われていた。

そして、これまで一度も来たことがなかったマンゴーのベストシーズン(6,7月のたった2ヶ月だけ)。雨期だし、あまり出張向きの時期とは言えないけれど。
多分、これまでの人生で食べたマンゴーの総量を大きく上回る量を朝・昼・晩・訪問先で食べた。
写真はBijju(ビジュ)という繊維が多いジュース用のマンゴーで、端を切り落として皮は剥かずにそのままチューチュー吸って、種の周りの果肉を食べ、最後に皮を握りしめて皮の内側の残ったジュースを飲みきる。これがインド風だそう。なるほど。
とにかくどれもとてつもなくうまい!

 
なんか、こういう報告をすると、どう見ても出張とは思えないかもしれないけれど、ちゃんとした出張です!
今回も、女性による女性ためのお店「Women's Shop」の第16号店のオープニングセレモニーなどに参加。
これがその写真(テーップカットの瞬間)・・・うーん、やぱり「仕事」には見えないかな。

未来を変えるデザイン展

昨年六本木ミッドタウンで開かれた「未来を変えるデザイン展」が先週末までの十日間、大阪のグランフロントで規模をぎゅっと小さくして開催された。
昨年も参加したうちの会社/チームも再度参加。

展示物はこんなカプセルに入っていて、二つの穴が空いている。

その穴の意味はこれ。

そして、我がチームの「課題側の穴」から覗くと・・・

そして、「未来側の穴」から覗くと・・・

「なんのこっちゃ??」という感じがするかもしれませんが、それでいいのです。見る人によって色々考えてもらえば。

ちなみに、誰も気がついていないと思うけれど、昨年のものの「未来側」はこれ。ちょっとイメージが違うので全面改定しました。

最終日で、「クロージングイベント」に登壇し、プレゼン・パネルディスカッションをしてきました。そして、楽しい飲み会。

(Y口さんが撮影してくれたもの)

充実した一日。(一週間前のことですが、その後も毎日飲み会続きで、アップが今日になってしまいました)

ジャンシーの太陽光発電プラント

この太陽光発電で、500人ほどの村の電気を賄っている。

その電気は、もちろんライトやテレビ/クーラーなどに使われているが、これは井戸から水をくみ上げ各家庭に配水するためのタンク(内部に電気ポンプ)で、これも太陽光発電プラントのおかげ。


隣接する小学校の生徒達が花びら撒きで迎えてくれた(ちょっと驚いた)。

そしてなんと名前プレートがある植樹。びっくらこいた。(この村に来た日本人は私が初めてかも・・・)

デリーから5時間弱かけて列車で来た。

時間の遅れとかを当初かなり心配したが、結果はかなりOn Timeだった。



今回の出張で撮った写真は約2000枚。むちゃくちゃ刺激的で楽しい出張でした。(来週からの日本での日常とのGapに耐えられるか・・・)