勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

一縷の望みは捨てたくない

f:id:segawabiki:20181017222923p:plain

もう目の前に来ている改憲発議。なんか話題にもあまり登らなくて、気がつくとどう考えてもおかしい安倍案をベースとした「(他はそのままにして)自衛隊を明記」に対して国民投票まで持って行かれるかもしれない(結構な可能性があると思う)。

国民投票は二択(これにするかしないか)である必要はないし(複数選択肢の中から選ぶのもあり)、国民投票になるまでに、別のもう少しまともな案を提出して議論を戦わせて欲しい。でもどうしたらいいのだろう。「野党は頼りないし当てにできない」と諦めて斜に構えるのは簡単だけど、それでは政党に頼らずに直接安倍案に対抗する手段はあるのだろうか。

「今のままでいい」という形の護憲ではなくて、「憲法で縛りたかったものをちゃんと縛れるものを」という護憲精神的な考えで、別の選択肢を作って議論してほしい。そういう希望を多くの国民が持って、野党がそれに気がついて、案をぶつけてもらうしかない・・・と思う。一縷の、かな。(「縷」は「細い糸」のことらしい。切れないで欲しい)

一番の問題は時間がないことだ。

いよいよ・・・どうすれば

自民党総裁選は少しは話題になっているけれど、この後にいよいよやってくる憲法改正は本当に盛り上がらない。今の政権がどういう意図を持っているかも大事な因子だけれど、それ以上に政権が変わっても残る憲法がちゃんとしたものになってほしい。
しかし・・・どうしようもない酷い憲法改正案が出てきても、それしか選択肢がなければ「自分で考えるのが苦手」な国民は「ま、いいんじゃない?」となって、粛々と物事が進んでしまう可能性が結構ある。
やだ。
そのためにはちゃんとした対抗案としっかりとした議論が必要なのだけれど、ほとんどない。対抗案の軸もなく、新たな案が大きなうねりになる兆候もない。
「ま、酷い案だったら国民投票で否決すればいいんでしょ。だからとりあえず護憲」では、いつまでもまともにならない。歪み続けて沢山のいけないことが起き続ける。憲法は権力を縛るもの。放っておくと、国民を縛るための憲法に変えようとする輩たちに乗っ取られる。

武力は全く持たず、武力に頼らず、武力がないがためにこの国が滅びてもいい、という覚悟は(ほとんどの国民は)ないのだから、憲法は「だったらどこまでいいの?」を提示して権力を縛らなければならない。徐々に、かつ頻繁に縛れなくなった穴が露出している。もうもたない(大分前からだけど)。

いつも結局行き着くのは「できるだけ沢山の人に自分の頭で考えて欲しい」ということ。すでに自分なりの考えを(いいか悪いかは別にして)確立している人はそ変わらないけれど、多くの「ま、いいんじゃない」という人に考えてもらうには、どうすればいいのか。一応、物書きの端くれとして、足掻き続けたい。

【改憲】権力をちゃんと縛れる看板や境界線を

憲法改正の4コマは書き続けようと思う。でも、結構エネルギーがいる。4コマに収める難しさもあるけれど、色々な人が色々な考えで見ることをあれこれ考えながらネタ作りをするから。「色々な考えで」見てもらって、議論(とか身の回りでの会話)がちょっとでも沸き起こるのが狙いの一つだから当然だけど。
今回の4コマの3、4コマ目のキャラクターが無意識のうちにとても抽象的になってしまったのは、誰がやってくれるのかが、この期に及んでもはっきりしないのが表れたみたい。本当に時間がない。

【改憲】どう見てもおかしくても「他にないし」でどんどん進む

『公開討論「安倍加憲論への対抗軸を探る」』を聞いてきた。

2時間半があっという間で、面白く、勉強になり、色々と考える視点をもらってとても有意義だった。

ただ、結局「対抗軸」というタイトルがあるのに、「色々な人が自分の意見を色々言うのが大事」に留まっている感じがちょっと残念(司会の方が振ってくれたけれど)。
様々な考えがあるから、「対抗軸」として「憲法は変えない」「これを機に憲法を変える」というどちらもあるかもしれないけれど、殆どの国民は「よく分からないから目の前に何か提示されたらOKって言うのが無難」って思っているので(安倍政権の支持理由のトップがずうと「他がないから」と似ている)、ここは是非「これが自民党改憲案に対する私たちの案だ」と、野党が結集して案を出してほしい。「護憲」を看板に挙げているので、それだけはできないということらしいが、それだと「他にないから」で「OK」にしてしまう国民性が利用されてしまう。「分からないから」で留まり、投票に行かない人も多く出て、結果「OK」につながる(投票数の過半数なので)。
それを避けるためには、単に反対するのではなく、「比較するもの」を提示して、いかに自民党案がひどいか(恥ずかしいか)を多くの人に興味を持ってもらって理解してもらう必要がある。
家電製品(炊飯器とかテレビとか)を電気屋さんで買う時にも、一杯ならんでいるところから買うからこそ、店員さんに「どう違うの?」とか質問して、最新の機能とか違いとかを理解するものだ。もし「これしかないので」ということだと、「ま、仕方ないか」と何か問題があるかなどは考えずにそのまま買ってしまう人が多いだろう。
今日の討論会も、そういう「本当は知ってもらいたい人」は対象になっていない。ある程度の知識がないと分からない。また、残念ながら中高年ばかり。
山尾志桜里議員が、独自に案を作っているようだが、中々大きなうねりまではいかないようだ。ネットで調べても文言化されたものには行きあたらない。早く案を作って、広くばら撒いてほしい。100%賛成はなくても、自民党案との比較サイトなどが出てきて、ちょっとは知りたい人の手助けになるだろうから。
 
今日、改めて思ったのは、やっぱり4コマで発信していこうということ。だって難しい話だもの。興味を持ってくれる人の入り口として頑張りたい。
 
*********
P.S. 今日のネタ作りには結構苦労しました。「自民党案がどう変なのか」を漫画的に言うにはどうすればいいのか、と。「9条2項はそのままに自衛隊を明記」という「なんじゃその論理矛盾平気症候群は?」ということを表すのにも「丸腰ですがピストルを持っています。だってピストルが可哀そうだもの」っていうセリフにたどり着くのにかなり時間をくいました。

別の定理?

むちゃくちゃ頭が良くて、別の定理の世界を思い描き実現させようとしているのか(2次元生物である私には理解不能の3次元の世界を考えているのか)、もしくは真逆で「論理思考」が全くないのか・・・。おかげで分かりにくい漫画になってしまった(と相手のせいにしてはいけないな)。

台風と選挙、そして明日は

台風はもう直ぐ来るはずだけど、今はまだ意外とおとなしい雨・風。
日本は今回の選挙結果で確実にこれまで留まっていた(止めていた)あれやこれやが一気に動き出すのだろう。
まずはオリンピックに向けた、または北朝鮮対策としての緊急事態条項につながる何か(人権や自由を縛るもの)が最初か?既にテロ等準備罪共謀罪)はその先鞭をつけているし。しっかりその動きを見て、自分ができること・・・結局、4コマを描いていくぞ!(4コマすら書けなくなることにならないことを祈りつつ)

買い方で変わる&買わないとこのまま行ってしまう

もう一週間後には衆議院選挙の結果が出る。
「どこの政党もダメだ」というのはその通りだと思うけど、「選ぶ」ために「この政策がいいから」で選ぶ方法もあるが、「これだけはダメだ」でその政党以外に票を入れるというのもある。その方法でいいから、とにかく投票に行ってほしい。このまま行くと「公約パック」ではあまり分からない国つくりが着々と進むばかりだと思う。それは、「個」より「国・体制」を重んじるという国。(前回書いた日本会議は明らかに大日本帝國憲法の復活を目指していて、今回の立候補者の中にも多くの日本会議メンバーがいる)
憲法改正は第9条だけの話ではない。緊急事態条項改定や、国民主権の変更への道を開こうとしているのは明らか。「この道しかない」のか?ちゃんと袋の中身を見て匂いを嗅いで、そして投票に行ってほしい。