勢川びきのX記 (4コマblog)

日々・世界の全てを4コマで

挑発?

『「北朝鮮が挑発している」と言われているけど、「挑発」って普通は(勝ち目がある)強い方が弱い奴を誘ってやらせることでしょ。北朝鮮のやっていることを「挑発」っていうのはおかしいのじゃないかな』
・・・というようなことを、テレビ(今朝のNHK日曜討論)でキヤノングローバル戦略研究所の宮家邦彦さんがサラッと言っていて、「そうだよな」って思った。
 
「挑発だ!」って連呼している人たちは、実は誰かを「挑発」してある方向に持っていきたいのじゃないかな。国や組織は、どうしても個人より強いので、「挑発」は効果的だからね。乗らないようにしましょう。

気がつかない、でいいの?

一体、何がこれから起こるか、起こそうとされているか。ぜひ、周りの人と色々話してほしい。「知らなかったよ」「気がつかなかったよ」「まさかこんなことになるとは」というような国民が結局は大多数を占めているのは残念ながら事実だろう。そういう人を少しでも減らすには対話をすること。もしくはネットで意見を発信すること。私も4コマを書く。(憲法改正、安保法制、安倍政権あたりのネタを書くと、FaceBookの「いいね」が普段より少なくなったりしがちだけど、めげないぞ〜。)

今回の4コマのネタとして使わせてもらった茂木健一郎さんの「アハ・ムービー」はこちら。こっちのクイズに関しては、私も決して得意じゃない・・・

オバマ大統領スピーチ@広島「届かない人も」

オバマ大統領の広島でのスピーチは本当に素晴らしかった。もちろん、スピーチライターが書いているのは周知の事実だろうが、オバマ自身が個人としての信条を表したものだと感じる。どうしてその信条を現実に実行できないのか、タリバンアルカイダとの戦いではとんでもないことをやってしまった(戦争の相手でない他国に勝手に空爆)のはオバマ自身だとか、色々あるけど、とにかくスピーチの内容は素晴らしい。人類が行くべき道を示した。マスコミやネットでは色々と言われてはいるけれど。

それに対して安倍首相のスピーチは「同盟国」「一緒に世界平和を」という自分の都合にいいことの正当化だけを感じる。安倍首相が言うと「同盟」も「軍事同盟」としか聞えず、「アメリカさん、集団で自衛という名の元に戦争をして、世界の今の秩序を壊さない平和(誰の?)を守りましょうね」とよく分からない媚を売っているようにしか見えない。(こんなことを書くと、また色々言われちゃうだろうけど)
紛争を外交的手段で解決して行こうというオバマ大統領のせっかくのメッセージを台無しにしている。
ま、そのすれ違いはあまり取り上げられていないからいいと言えばいいけど。単に恥ずかしい。

すしざんまいとソマリアの海賊と 北風と太陽

ネットで話題になっている「「すしざんまい」が年間300件の海賊被害をゼロに」
アフリカのソマリア海峡で出没していた海賊が、最近0になったそうである。毎年正月に最高額でマグロを落札しているすしざんまいの木村社長のインタビュー記事。
ソマリアの海賊は元々は漁師だったのが、国がボロボロになり、ある意味仕方なく海賊をやっていた。一方、ソマリア海峡はキハダマグロの宝庫。そこで、木村社長は海賊をやっていた人達に船や技術や販路を渡して「ビジネス」として彼らをパートナーとした。海賊をやりたくてやっていた人達ではないので、海賊を辞めた・・・こういう話である。
一言で言うと「むちゃくちゃ素晴らしい」。
もちろん、すしざんまいのおかげだけで海賊が0になった訳では恐らくなく、各国の軍や巡視艇の影響も大きいのだろう。(参考「すしざんまい社長はソマリア沖の海賊を壊滅させたのか?」
しかし、軍だけでは、一時的に海賊活動を抑えることができても、軍が引っ込めばまた出てくるといういたちごっこになるに違いない。「自分たちのビジネス」という誇りを持ってちゃんとした収入源が得られた時に本質的な解決となる。そして、それを単に「与える」のではなく、与えたように見える側(この場合はすしざんまい)の「ビジネス」であることが持続力を生み出す。「素晴らしい」のはそういう点だ。こういう活動やビジネスを是非やりたい。

「武器や軍は必須である。戦争も必要悪だがとにかく必要である。」ということ以外の手が考えられない/やれない人達は北風くんにだけ吹かれているのじゃないかな。(知っていると思うけど、「北風と太陽」はこんな話

さて、次は

安保法案が成立。昨年12月の衆議院議員選挙で安倍政権が圧勝した時から決まっていたのでここまでは仕方がない。
それでは、次はどうするか。
もちろん、次回選挙でひっくり返すしかないけれど、単に「反対」「反対」でこの流れを止めることはできないところまで来たのは間違いない。
「次」のドアに明確な選択肢を増やすことが必要だ。憲法改正だって受けて立つ「これが私たちの道」を覚悟を持って提示していかないとだめだ。
今の私の考えは、『「自衛隊を活かす会」基本文書(提言・変貌する安全保障環境における「専守防衛」と自衛隊の役割
(2015年5月18日))』(http://kenpou-jieitai.jp/#tab-1)にとても近い。すっきりしているとてもいい文章でもある。ただ、「自衛隊を活かす会」というネーミングはなんとかならないのかな。間違っちゃいないのだけど、多くの人が「読んでみようかな」という気になかなかならないのではないかな。
 
私はこれからも色々な形で発言(4コマかなあ、やっぱり)したりしていきたい。あきらめないぞ。チャンスでもある。

いいぞ、日本も!・・・?

バングラから帰国しての今週一週間は、結構(かなり、怒濤の?)あれやこれや講演やったり議論したりが重なった。時間的にはかなりきつかったけど、充実。
一方、粛々と、安保法制は可決に向けて進んでいる。安保法制には「反対」とか「もっと議論が必要」とか言っている人が圧倒的に多いのにも関わらず、安倍政権の支持率は43%もあるそうだ。意味が分からない。当たり前だが、安保法制を今国会で廃案に持ち込むためには、「支持率」を劇的に下げるしかない。「反対」とか「議論がもっと必要」とか言っている人はあまり本気ではないのか、それとも単に理解力・想像力がないのか。こういう時、日本人がいやになる。